家事効率化の極み!?タンク式食洗機サンコー「ラクア」を設置してみた
育児日記以外の投稿は久しぶりです。チェリッシュ2号です。
7月からフルタイム勤務に戻るにあたり、家事を効率化しようとロボット掃除機を導入したり自動洗剤投入機能と乾燥機付き縦型洗濯機に買い替えたりしています。
そして、この度ハードルが最も高く諦めていた食洗機を導入しました!
食洗機を導入する時の2大ハードル…
・蛇口の分岐水栓工事が必要
・大きいので設置場所が無い
今回この2点をクリアーする食洗機、サンコーの「ラクア」に出会ったのです!
蛇口の分岐水栓が不要
我が家は転勤族。引越し先はどんな蛇口が待っているかわかりません。現在住んでいる家も分岐水栓は無さそうです。水栓工事にはとてもお金がかかります。「自分で水栓工事やろうかなー」と言ってみたところ、「水回りは失敗したらやばいからだめ。」と旦那に猛反対されました。そりゃそうですよね。
サンコーのラクアはタンク式なので、利用する時にタンクに水を入れるだけで食洗機が使えるのです!
デメリットとしては、タンクの容量5リットルの水を毎回入れなくてはいけないところ。ですが、我が家にとっては水道の工事不要で設置できるというメリットの方が大きいです。
もちろん蛇口から自動で給水したほうがとてもラクです。ラクアは給水ホースを本体に取り付けることもできるので、元々分岐栓がついている物件の場合は給水ホースを取り付けて利用するのがいいと思います。
コンパクトなので設置場所の確保がしやすい?
2021年7月現在、食洗機の底面の一辺が40〜45cmとコンパクトなタンク式の食洗機が色々出ています。今回サンコーのラクアに決めたのは、「比較サイトで一番汚れが落ちていた」「扉がガラスでいい感じ」「開けた時にLEDが点灯してなんかいい感じ」「価格がお手頃」「価格comで上位だった」という割と適当な感じです。
実は、キッチンがとても狭いうえにホットクックやトースターが場所を占拠しているため、ラクア検討中の時に置き場所にとても悩んでいました。「どう考えても置けない!やめよう」「頑張れば何とかなる!買おう」を何度も往復しました。その往復回数は、私の優柔不断さを知り尽くしている旦那も呆れるほどでした。
買う決断をした決め手は、朝起きて夕食の食器や旦那のお弁当箱がシンクに置かれていたのを見た時。洗い物は夕食を食べたあと旦那がやってくれています。だけど、どうしても仕事で疲れた時は旦那ギブアップで洗い物ができず、さらに私は育児でバタバタしていて洗い物をするタイミングを見出せず、翌朝起きて汚れた食器だらけのシンクを見て夫婦で絶望することがあります。
7月になると旦那も仕事が忙しくなるし、私が完全フルタイムになるともっと余裕がなくなるので、おそらくこの状況が多発するだろうと予想しました。
そして、掃除も洗濯も忙しい我が家に合わせて最適化したのに、一番大変と言っても過言ではない「食器洗い」が最適化されていないことに耐えられなくなり、何とか食洗機を設置しようと決意しました。
我が家の設置方法
みなさん食洗機をどう置いているのか。いろんなサイトを参考にし、下記のように計画しました。
・食洗機本体はメタルラックを利用してカウンターとキッチンとの段差をカバーしつつ配置
・食洗機を設置することにより置けなくなる調味料は突っ張り棚を新たに設置してそこに置く
・食洗機の背面については100均のDIYで目隠しを作る
メタルラックを設置
カウンターとキッチンの段差を何とかするため今回購入したのはアイリスオーヤマのメタルラック。棚板と脚をバラで購入し、安定させるために三角のアジャスターも購入しました。カウンター側は耐震マットを置いて棚板がずれないようにしました。
きちんと置きたいなら各家庭の段差に合わせたオーダーメイドの食洗機台もあるのですが、かなりいいお値段します。我が家は間に合わせでいいので、今回はメタルラックで頑張ってみました。
突っ張り棚を設置
食洗機を置く場所には、元々調味料ラックが置いてありました。今回食洗機を置くことにより、置けなくなる調味料をどうしようか色々考えたところ、突っ張り棚を配置することで解決できました。ただ、キッチンからの見晴らしは悪くなりました。どのみち食洗機を置くことで見晴らしは悪くなるので問題無しです。
食洗機の背面を隠す
ダイソーのスノコや木箱、ホワイトボードで目隠し用の衝立をDIYしました。木工ボンドでペタペタ貼り合わせるだけです。
参考にしたサイトでは、センス良くフェイクグリーンを飾っていましたが、我が家の場合は子どもに引っ張られる可能性が高いです。ダイソーで木のホワイトボードを見つけたので、実用的にホワイトボードを配置してみました。うっかり子どもが届いてしまったので、子どものお絵かき専用ホワイトボードとなりそうです。
買った食洗機が白だったので、スノコや木箱を全体的に白くペイントすることも考えましたが、選んだ素材がだいたい同じ色味だったので、そのまま使ってみることにしました。
オシャレかどうかは自己満足!
OAタップでコンセント増設
アース付きのコンセントを使い切ってしまっため、ホットクックとトースターのためにコンセントを増設しました。購入したのは防水スイッチ付きのOAタップ、配線を壁に這わせるためのコード用フック、はがしやすい強力両面テープです。
コード用フックにはコマンドタブの両面テープがついているのですが、いかんせん剥がれやすいのです。剥がす時はスクレーパーなどが必要になるのですが、強力な両面テープに変更しました。
完成!
要塞みたくなってしまいましたが、うまく収めることができました。目隠しの裏には電源のケーブルと排水ホースが隠されています。子どもが触らないようにするために必須でした。
ちなみに突っ張り棚につけているラティスはセリアで購入。こちら側はなるべく木っぽいので揃えてみました。
ウォータージャグで給水を効率化
毎回5リットルの給水が必要なラクア。我が家では3リットルのピッチャーがありますが、それを使ってもシンクと食洗機への往復を2回しないといけません。しかも重たいピッチャーの水をこぼさず給水できるとは考えにくい…
いろんなレビューなどを読んでいると「ウォータージャグに水を入れて上に置いて給水すると水がこぼれたりせず便利」というのがちらほら。速攻でウォータージャグをポチりました。我が家では折りたたみ式のものを購入。災害時にタンクとしても使えそうなので、折り畳みにしてみました。
実際使ってみたら、ラクアに付属してある1.8リットルのピッチャーを使い、3往復してタンクに水を入れるより断然楽チンでした。買っておいてよかった!
ちなみに、ウォータージャグを購入したあとにサンコーの公式サイトでも同じものが620円(税込)で売っているのに気づきました。それならばピッチャーじゃなくてウォータージャグを標準でつけて欲しいですね。
ラクアを使ってみた感想
もちろん、食器洗いの量が減ったことです。コンパクト設計なので大きなものは洗えませんが、私が調理する時は大きなフライパンや鍋を調理中に洗ってしまうので、食後の食器が入ればいいと考えていました。
手洗いでは難しい高温洗浄をしてくれるので、洗い上がりがピカピカです。通常洗浄モードだと、洗浄で約55℃、すすぎで約68℃の湯温を利用しているそうです。手洗いでは無理な湯温ですね。
音については、もちろん水を使っているのである程度は音はしますが、静かな方だと思います。排水する時に少し大きな音がしますが、それ以外はほとんど気になりません。
ラクアのデメリット
他のレビューでもありましたが、乾燥が思いのほか乾かないです。特にスピードモードの時は水滴が結構ついていました。しまう時は軽く拭いてからじゃないとしまえません。公式にプラスチックは水滴の粒が大きいので乾きにくいとアナウンスされています。陶器は場所によっては乾ききらないですが、乾く場合はピカピカに乾きます。
上でも触れましたが、大きな鍋や食器は入らないです。立てて入れる場合、直径22.5センチ程度が限度。我が家でよく使っているティファールの26センチのウォックパンは完全にNG。上部のカトラリーを置くスペースを取れば何とか入るかもしれませんが、そうすると洗えるものの数が減ってしまいます。大きな鍋やフライパン、お皿は手洗いするしかありません。
水洗いモード以外は乾燥なしで運転できません。その他の高温洗浄は必ず乾燥がついてきます。電気代を気にする方は高温洗浄が完了したところで通知音が鳴るので一時停止した後に電源を切り、扉を開けて乾かすという手法をとっている方もいるようです。
まとめ
設置場所を考えるのに一番苦労しましたが、その苦労が報われるぐらい食器洗いが楽になりました!
まだ効率的な食器の入れ方をマスターしていないので、洗い残りが発生しないようにするために試行錯誤しております。
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