2020.12.16(Wed) ソリに乗りたい息子

北海道はとうとう根雪になりそうな感じ。今日はまだバギーで頑張れるかと思いきや、試しに雪道を走らせてみたところ、車輪に雪がつきまくってしまい、このまま走っていると車輪が凍ってしまいそうな予感。家を出たばかりだったので、コンビニで買い物をしてくれるため一緒に家を出た旦那にバギーを渡し、息子と私はマンションに戻り、地下にある倉庫にしまってあったソリを取りに行く。

ソリを出すと不思議そうにする息子。「今日からこれに乗って保育園に行くんだよ」と声をかける。だけどまだ不思議そうにする。去年使っていたものだけど流石に覚えていないよね。

ソリを持って外に出る。雪の上にソリを置き、息子に「ここに座ってみて」と声をかける。息子はソリに座ると「しゅっぱーつしんこー」と言いちょっと嬉しそうにしている。

なるべくロードヒーティングの無い道路を選んでソリを引く。息子の顔が真剣である。落ちないように頑張ってるのかな。

保育園に着き、私が「とうちゃーく」と言い、息子にソリから降りるように促す。しかし、ソリから降りる様子が無い。「あっちいくのー」とソリに乗ったまま保育園をスルーして違う方向を指差す息子。まだ乗りたいのね…

ほんの少しだけソリを引いて保育園からちょっと離れた所まで行き、引き返す。そして、「とうちゃーく」と最初に保育園に着いた時のくだりを繰り返す。

ソリが楽しすぎてやっぱり降りない。ラチがあかないので無理やり息子を降ろすことに。もちろんギャン泣きする。

泣く息子の靴を無理やり脱がせて担任の先生にパス。ソリに乗りたすぎて泣いてることを伝える。先生が「息子ー保育園でソリ出したからそれ乗ろう!」と声をかけつつ園内へ連れて行ってくれる。今日は涙のお別れとなってしまった。

夕方のお迎え。絶対すんなり家に帰れないと予想していたが、しっかり的中した。保育園を出てソリに息子を乗せる。息子を乗せたソリを引き、家に着く。ソリから降りてエントランスに入るよう促すと、息子さんソリから降りず「あっちいくのぉ!」と家に入ることを拒否。やはり。少し付き合って近所の遊歩道へ。しばらくソリを引いてあげた。

すると満足してくれて、私が「そろそろおうち帰るよー」と言うと、息子は納得してくれた。よかったよかった。マンションに着くと、ちゃんとソリから降りて歩いてエントランスに入ってくれた。

明日の朝も長くソリに乗りたがるだろうか…色々心配である。

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