プレゼンが嫌いだ!あがり症でプレゼン時に体が震える私が行った対処法
チェリッシュ1号です。
私は極度のあがり症です。ノミの心臓です。
にも関わらず濃密に人と接する営業職として勤務しています。
ちなみに新卒採用は技術系枠だったので、営業職をやっているのはちょっと異常です。それも15年も続くと慣れてくるもので、そこそこ仕事として成立しています。
それでも嫌なのがプレゼンテーション、いわゆる「プレゼン」ってやつです。
死ぬほど嫌いです。できれば避けて通りたい・・・。
札幌に転勤してきてから、第2の仕事としてあるボランティア団体の理事に任命されました。
仕事を任されること自体に不満はありませんが、どうしてもプレゼンをやる機会が増えます。
先日も大勢の前でプレゼンをやってきました。
このプレゼンに向けて対処したことを記事にしたいと思います。
緊張するボーダーライン
流石に長年営業職をやっているので、なんでも緊張するという訳ではないんです。
打ち合わせの規模別に考えてみます。
例えば、こんなシーン
シーン① 応接室にて
よくある商談ですね。
当然緊張しません。全然余裕です。
1対1はもちろんですが、1対多数でも緊張しないです。
次、こんなシーン
シーン② 会議室プレゼン
ありますよね、会議室でのちょっとしたプレゼン。
新入社員の時はこのくらいでも緊張しました。
だってノミの心臓ですもの。
今は仕事だと割り切っていれば全然問題なくプレゼンに望めます。
次、理事になってこのシーンが一気に増えました。
シーン③ ホール
いや、いきなり講演形式ムリっす。
この百人は軽く入る感じのホールでプレゼンする機会ってみなさんはたくさんありますでしょうか。
私は入社して数えるほどしかありませんでした。
学生の頃だってお遊戯会でステージに上がる時くらいですってこんなの。
ここで持ち時間20分で喋ってこいと指示がでるワケです。
気安く理事なんて受けるんじゃなかった・・・。
緊張で私の身に起こること
たぶん人生で数えるほどしか経験のない100人程度の前で喋るというイベント。
避けることはできずやって来ました。
緊張した私の身にはこんなことが起こりました。
1.頭が真っ白に
緊張によって頭が真っ白に。
何も考えられません。
それまで台本なしで喋ってやろうという気で登壇したはずが、あっという間に準備した台本を読み上げるようになってしまいます。
当然棒読みしているので退屈なものになりますし、聞いている側に目をやることもありません。
もはや、壇上での読書です。
2.震える
壇上で台本に目をやっていると、かすかに残った視界に自分の手と足が見えます。
気がつけば手が震えています。
やばい手が震えている!と気にし始めると次に足が膝から震えます。
あ、足が、アシがー!
と気にし始めると次に体が肩から震えます。
あっアアー!
もうだめじゃー。
全身ガクブル読書です。
携帯のバイブより震えていますよ、私。
こうして、私の黒歴史の1ページにこの日が刻まれたワケです。
3.そして、自己嫌悪
終了後、トラウマとなったこのプレゼン。
それでもまた次の機会がやって来ます。
あーやりたくないやりたくないやりたくない!
プレゼンやりたくないー。
prezenyaritakunai-
と相当心病みました。
なぜ「あがる」のか
失敗した結果を受けて、なぜ上がってしまうのかについて調べてみました。
慣れない環境に防衛本能が働き、結果自立神経が乱れているんだとかなんだとか。
要は慣れろ、と。
そんな事わかってもお薬がでるワケじゃないので、対処するしかないのです。
台本を読めばいいのでは?
そもそも、台本を正確に読み上げる事にしたらいいのでは?という意見もあると思います。
たまにそういう人も見かけますが、私にはそれだと聞いている側には伝わらないような気がしています。
営業の仕事でも、やたらと提案書のクオリティにこだわって、当日も提案書を丁寧に読み上げている人がいます。(私も昔はそうでした)
シチュエーションにもよりますが、私は資料は補足程度にして、自分の話を聞いてもらって相手の意見をもらう「会話」を重視しています。
そこで拾ったキーワードの補足程度に資料は使います。
資料については、先方が社内で説明できるように最後に簡単に説明して置いていきます。要旨は打ち合わせで説明しているので本当に簡単にです。
資料を説明するだけであれば、印刷して「あとは読んでおいて」と渡せばいいでしょうし、人がそこにいる理由は「どうやって印象付けるか」という事なんだと考えています。
偉そうですが、そんな訳でどうしてもプレゼンでいくら緊張していようが、台本読みから脱却したかった訳です。
行なった対処法
そんな訳で今度はしっかり準備してプレゼンに望もうと思い、以下の準備を行いました。
1.台本は捨てる
退路はいっその事絶ってしまおうと思い、準備段階で台本を書くことを止めました。どうしても台本を書くと読み上げようとしてしまいます。
結局前日まで台本を書くか書かないかは悩んでしまいましたが、心を鬼にして止めました。
2.メモは4アップの印刷に書ける程度
とは言え何もなしだと頭真っ白になった場合、終わります。
そのため、プレゼン資料を4アップ印刷して、読める程度のメモをとりました。
4アップ資料なので、記入できるのはせいぜいキーワードくらいです。
1スライド1キーワードくらいに抑えて、そのスライドで何を伝えたいかをできるだけ少ない文言にする様に抽出しました。
3.シナリオを徹底的に叩き込む
メモをとったらシナリオを徹底的に頭でシミュレーションしました。
ここはもし時間と場所があれば実際に声に出して練習してもよかったかもしれませんが、私にはそんな時間も場所もありませんでした。
カフェで1時間無言でシミュレーションしていました。
4.震えることは織り込む
準備して自信をつけても、結局は震えることを自分の中で織り込むようにしました。
「何をやっても震えるだろう」と思って入れば、少なくともその場で慌てることはないだろうと思ったためです。
5.喋り始めたらシナリオに集中する
喋り始めたらひたすらシナリオに集中します。
6.キーワードを意図的に強調する
メモったキーワードはスライドの中で強調したかったはずなので、そこを意図的に強調して説明するように意識しました。
プレゼン開始、そして。
プレゼンの日がやって来ました。
今回は上記準備をおこなった上で臨みました。
1.結局震える体
登壇するとやっぱり体が震え始めます。
ただ、前回との違いは頭は非常にクリアでした。
台本がないことで何かを読むという意識がなくなり、プロジェクターに出されたプレゼンテーションと客席を見られる様になりました。
2.キーワードを意識するほど、止まる体
前回より緊張が少ないと自分で理解できたため、進行はスムーズに進みました。
また、シナリオに加えて、1スライドごとにメモったキーワードを中心に話すことで、自信を持って話すことができ、徐々に震えが止まっていく事を認識できました。
【まとめ】やっぱり苦手。でもやらなきゃね。
今回のプレゼンは前回よりは成功だったと思いますが、やっぱり慣れないですね。できれば避けて通りたい・・・。
先輩に「お茶の消費量ハンパないね(笑)」と指摘されました。
そりゃハンパなく緊張してんだからしゃーないでしょうよ!
まだまだ理事の任期は続きます。
トラウマ残すよりは克服した方が成長できると思い、これからも頑張ろうと思います。
まとまりのない文章でスイマセン。
-
前の記事
我が子の便秘改善のため、母体が摂取しているもの 2018.10.05
-
次の記事
生後3ヶ月の息子、突然横抱っこを嫌がる問題 2018.10.09